掛川市のK様よりステップワゴンの修理依頼を頂きました。左リヤクォーターパネルのへこみと擦り傷の板金塗装作業です。
前回の記事でも紹介しましたがぶつけやすい場所です、、、写真は下地の作業が終わって塗装前のマスキングをしている途中です。
このお車の色、NH737M ポリッシュドメタルというカラーですが車の色を作る調色という作業がとても難しかったので完成までに色々な工程がありますが、今回は調色作業の紹介をしたいと思います。
まずは、塗料メーカー毎に発行されている色見本があるので見本の中から一番近い色を選択して、データ通りに配合したものを塗板と呼ばれる物に塗装していきます。
ホンダのNH737Mというカラーで検索しても1種類だけじゃないんです、ちなみに31パターンありました、、、同じ色なのに31パターンの配合があるんです。
その中でも見本として作成されている色が何色かあるので車に近いものから調色をしていきます。
色を作ったら車体にあてがい確認をします。データ通りで1発OKはそうそうないので何枚か調色をしながら塗板を作成していきます。色の明暗や正面の色、スカシの色、メタリックの荒さ、等々、、、
正面の黄緑みが足りないな、スカシの赤みが足りないな、なんて言いながら色味を調整していきます。今回のホンダのカラーはかなり苦戦しましたがしっかりと調色して塗装させて頂きました。
無事調色が完了したらムラにならないように塗装をしていきます。一度に厚塗りをしすぎるとムラになったり、バサバサに吹きすぎたりしても調色時に作った色とブレが生じてしまうので調色時と同じ吹き方を
意識して塗装をしていきます。ムラなくベースコートが完了したらクリヤーコートで塗装完了です。塗装完了まで奥の深い作業がたくさんあります。しっかりと作業させて頂きますのでお店選びで迷ったら当店にご相談ください。
K様ありがとうございました。
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